この度、側弯症をモチーフにした犬と猫とお魚のキャラクターを製作しました!
側ワンと側ニャンとお魚さんです
こちらはInstagramの方で、側弯カフェ会以外に何か側弯症の皆の役に立つ事や
他にできる事がないかな~とぼんやり思ったある日、
何か希望やアイデアないですか と募集した所、こんな回答が。
な、なるほど!グッズ制作かー!確かに仲間とつながってるって実感できそうだし、
なんか面白そうだなぁと思い、
この後皆さんに「グッズあったらどう?」って問いかけると、
ほしい!買いたい!の声が思ったよりもあったので、思い切って製作してみることに。
キャラクターを作ろうと思って皆に意見を募集。
いろんな意見が集まりました!その中でも側ワンなので「犬モチーフ」
「背中に曲がったチャック」「湾曲した魚のイラスト」などなどの
ヒントをもとにイラストレーターのお友達に相談しにいくことに・・・・
私は普段から、自分が側弯症である事を特に公開してるわけではなく、
何か話す機会があれば話す程度なので、私が側弯症である事を知らないお友達も多いです。
そんな中、半年前に出会って仲良くなってちょこちょこカフェに一緒にいくようになった
イラストレーターのお友達がいたので、思い切って相談してみることに・・・
そしたら、な、な、なんとそのお友達も側弯症だったのでした
もちろんそこから話は盛り上がり笑、
ちょっと困り顔が可愛いよね とか、 振り向いてるの可愛いよね とか
色々検討してラフが完成
ポーズ(笑)が決まった所で着色
色をつけて、完成~~~!!皆さんにお披露目したところ、
とってもとっても大好評で一安心!
そしてどんなグッズがいいかも皆に意見募集した所、キーホルダーの声が多かったので
キーホルダーを製作決定!
側ワン、側ニャン、お魚さんはそれぞれキーホルダーやステッカーを発売することに!
キャラクターが完成した頃からさらに沢山の方にメッセージを頂くようになりました
「この過程を見てるだけで励みになります、治療頑張ります」
「ステッカーができたらトレーニングのノートに貼りたいと思います」
「キーホルダーを手術にもっていきたいと思います」
「投稿を見てるだけで側弯である事に自信を持てます」
「一人じゃないって思えて嬉しいです」
「素敵な活動だと思います、何か手伝えることがあったら言ってください」
「親近感あってめちゃくちゃ可愛いです買いたいです、どこで買えますか」
自分が思っている以上に皆さんからの反応が大きく、
楽しみにしてくださる方や励みにしてくれてる方が多かったので
自分がやるかやらないかではなく、
だんだん、協力してくれる人や楽しみにしてくださる人の為にやらなくては!という使命感を感じるようになりました
そしてそして、ロゴマークの方も製作しました!
このマークは
S字カーブの人、逆S字カーブの人、C字カーブの人、
手術してまっすぐになった人、手術したけどS字カーブ残ってる人、
手術をしないという選択をした人、抜釘した人、
自分の大切な人が側弯症の人、
そんな皆さん一人一人をアルファベットに見立てて
文字を加工しました
そして、側弯と共に生きる上でも希望や幸せは必ずあると思っているので
「WITH SCOLIOSIS」(側弯症と共に生きる)の中の
「WISH」を目立たせました
アルファベットに色んな想いを詰め込んで、
仲間にしか分からない、そんなマークにしてみました
これは今まで私が会ったり、メッセージを頂いた方、
側弯症で関わったいろんな方を思い浮かべながら作りました
私は数年前までは側弯症の仲間に会った事がなかったのですが、
ここ数年で沢山の側弯の仲間に会って、
私の様に昔手術して十数年たってる人、最近手術した人、抜釘した人、
手術をしない選択をした人、手術して良かったって思ってる人、
手術して後悔が残る人、私の様にどっちとも言えないな、、、なグレーな人笑
そして自分の大切な人が側弯症で、自分はどうしたらいいかとメッセージ頂いたり、
年は関係なく子供から大人まで、男性も女性も、親御さんまで。
同じ側弯症といっても症状も手術も、経過も、悩みも、側弯への向き合い方も
人それぞれ全然違うという事に気づきました。
そんな側弯症に関わる皆をイメージしながらアルファベットに色んな想いを詰め込みました
人それぞれの側弯症の症状と歩んできた人生があるので、
同じ側弯症でもいろんな人がいる事を知る事と、
色んな人の体験談を聞いたり、読んだりして、
自分の視野を広げる事はとっても大事な事だと思っています
色んな人がいる事を知る事と、何か視野が広がるそんなきっかけになれればうれしいです
年齢も性別も幅広いので好みは人それぞれ、色違いを用意しました
※トートバックMサイズはカラーによって持ちての長さが若干異なります
ホワイト→長め その他カラー少し短め
詳しくは販売サイトの「サイズ・素材について」をご覧ください※
グッズ製作の最初から最後までの工程と私の考え全てをお伝えするのは
1ページではとてもまとめきれないのですが、
沢山の想いを詰め込んで約5カ月かかったキャラクター製作、グッズ製作、
いよいよ発売致します。
グッズを通して
側弯症の仲間同士の交流が生まれたり、
1人じゃないって思えたり、
辛くなった時にグッズを見てふふって癒されたり、
「側弯症」に対しての見方が変わったり、
リハビリを頑張ろうって思えたり、
手術も怖くないって思えたり、
私は私って思えたり、
何か少しでもあなたの役にたてたり、
何かのきっかけとなればとっても嬉しいです
そして私自身もこのグッズ発売をとても楽しみにしています
中学生~高校生の頃に、周りに私以外側弯症の人がいなかったので
同じ側弯症の人に会ったことが無く、
当時はインスタも無かったので、
他の側弯症の人がどんな生活を送っているのかが知りたくてもあまり知れず、
同世代の側弯症の友達と出会えるわけもなく
今になって、いろんな側弯のお友達と会いますが
出来るならもっと早く仲間に会いたかったなぁと。
なんで側弯症の人の集まって話せる場が無いんだろう、座談会とかあればいいのに、、、と
なんとなく社会に対して不満に思ってました
でも大人になって、「誰も作らないから無い」のであって、
「誰かが作らないと無い」という事に気づきました
そして、自分ができる事で何か作れるものがあれば積極的に作っていこうと
側弯カフェ会を開催したりとここ1年いろんな場所で
側弯の仲間とカフェ会を開いてきました
そして、今はグッズと冊子を製作しています
「今まで誰も作らなかったから無い」ので、
自分で出来ることがあるなら自分で作っていきたい、形にしたい、という想いで
昔の自分へあげたい物としても製作を進めていますし、
何か少しでもこの側弯業界?(笑
大袈裟ですが世の中を変える事にワクワクしています
★☆★☆
グッズの売り上げについては、活動支援金として
現在製作を進めている側弯症の皆で作る冊子「WITH SCOLIOSIS」の編集~製作費や
WEBサイトの運営費他、今後の活動の支援金として使用させて頂く予定です
今後も持続可能な取り組みとして、いろいろと皆さんで活動できればと思います
1人では何も形にできませんでしたが、
沢山の皆さんのご協力でなんとかここまで形にすることができました
本当にありがとうございます
引き続きいろいろと一緒に楽しんでいただけると嬉しいです♪
~~Special Thanks~~うめちゃん
側ワン側ニャンを書いてくれたイラストレーターのお友達うめちゃん
今回のグッズ製作がなかったらお互い側弯症であることに知らないままだったかも笑
↓うめちゃんのサイトはこちらから↓